Abstract
本研究では、優れた実践的指導力とリーダーシップを発揮できる教育人材の育成を行っているオランダの初等教育(幼稚園・小学校)の現地調査を報告した。子供の主体的で能動的な学びについては、VierKeerWijzer®という教材の導入により具現化している様子を調査し、教師教育においては、リーダーシップ理論に基づき組織改革を行っているSAMI- Conceptを調査した。これらの取り組みを導入することにより子供や教員の主体性が発揮された初等教育の3つの学校現場の子供の様子、教員へのインタビュー等から幼少児の心と体の発達を促す教育環境や教師教育のあり方について検討した。
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 151-163 |
Number of pages | 13 |
Journal | 富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama |
Volume | 12 |
Issue number | 2 |
DOIs | |
State | Published - 2018/03/16 |