Srcの新規活性化機構と新規基質を利用したSrc阻害薬の治療効果予測

  • 大沼, 逸美 (Principal Investigator)

Project Details

Outline of Research at the Start

Srcは、がん化に伴って活性化し、がんの悪性化に関与するタンパク質である。その活性化はSrc分子内のチロシン残基のリン酸化によって制御されると考えられてきたが、近年、これだけでは説明ができない現象も報告されている。加えて、Src阻害薬も開発されているが、固形がんに対する効果が限定的であることが問題となっている。本研究は、チロシン残基のリン酸化とは異なる、新規のSrc活性化機構を明らかにし、これをターゲットにした治療法を提案するものである。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012027/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,600,000.00