PEEKの高速応答性の評価とそれを応用した水中転がり疲労下における表面き裂解析

  • 松枝, 剛広 (Principal Investigator)

Project Details

Outline of Research at the Start

1.転がり疲労に対応したひずみ速度(20、50、100/min)で引張試験を実施し、ヤング率・ポアソン比を測定する。ひずみ速度が異なる3つのヤング率・ポアソン比を比較することで、高ひずみ速度下においてPEEK樹脂の機械的性質の高速応答性を把握する。2.樹脂軸受特有の破壊をき裂の進展から説明するために、樹脂特有のラインクラックを対象とし、その発生起点の情報を位置・繰返し数によって特定する。3. 弾性接触理論に基づく応力解析により、ラインクラック発生個所の応力場を求め、ラインクラックの進展方向と照らし合わせ、ラインクラック進展の駆動力となる応力を特定する。
StatusActive
Effective start/end date2023/04/012026/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00

Keywords

  • PEEK
  • 軸受
  • き裂進展
  • ラインクラック
  • ヤング率
  • ポアソン比
  • 摩耗
  • トライボロジー
  • 転がり疲労
  • き裂
  • 破壊力学