KRAS codon61 変異に着目した膵癌の臨床病理学的・分子生物学的解析

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Outline of Research at the Start

膵癌は非常に予後が悪い悪性腫瘍です。殆どの膵癌ではKRASと呼ばれる遺伝子に変異が生じていますが、この遺伝子のどこに変異が生じるかによって、予後が大きく異なる可能性があることが報告されています。本研究では、一般的な予後の悪いタイプの膵癌(codon 12/13変異)と、稀な予後の良いとされる膵癌(codon 61変異)の性質を比較することで、膵癌の悪性をもたらす因子を解明し、治療に役立てることを目的としています。
StatusActive
Effective start/end date2023/04/012026/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00

Keywords

  • 膵癌
  • KRAS
  • Pancreatic cancer