Study on the Influence of Snow Water Equivalent on the Annual Variation of GNSS Data

Project Details

Outline of Research at the Start

本研究では豪雪地帯である富山県立山室堂ターミナルにある国土地理院のGNSS観測点のデータと、近傍で富山大学などが毎年実施している現場での積雪調査データを分析し、GNSSの年周変動幅と積雪水量の関係の年々変化を定量的に明らかにする。積雪調査では3 cmごとの現場の雪の密度も測定しており、これを利用することで積雪深から積雪水量を推定することができる。また、積雪と地盤変動の物理モデルを構築することで、地盤変動と積雪水量の関係が成り立つ理由を明らかにする。さらに、立山室堂で得られた関係を他地域にも適用可能か検討し、一般化することを目指す。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012028/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000.00

Keywords

  • 積雪水量
  • GNSS
  • 年周変動