Project Details
Outline of Research at the Start
Fontan術後の蛋白漏出性胃腸症は予後が極めて不良である。Fontan循環に特徴的な高いCVPが病態に関与しているとされるが、発症機序や病態は不明である。これまでの様々な報告から蛋白漏出性胃腸症に炎症の関与が疑われる。そこでFontan術後の蛋白漏出性胃腸症での炎症の程度を検証するため①炎症性サイトカインやTh1/Th2バランス、②リンパ球サブセットとγδT細胞の比率、CD45dimCD34-CD133+細胞など免疫学的評価を行い蛋白漏出性胃腸症の病態解明を行う。波及効果として、Fontan術後の蛋白漏出性胃腸症に対する免疫製剤や分子標的薬による治療法へと道が拓かれる。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2019/04/01 → 2020/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,510,000.00
Keywords
- Fontan術後蛋白漏出性胃腸症
- Fontan手術
- 蛋白漏出性胃腸症