How the two circadian oscillators determine the length of the active period

  • 仲村, 朋子吉川朋子 (Principal Investigator)

Project Details

Outline of Research at the Start

概日時計は、生物が昼夜や季節の変化を予測するために重要な生理機能である。夜行性の動物は、夕方から活動を開始し、朝には活動を終了する。このとき、活動開始と活動終了は別の概日振動体が制御すると考えられている。2つの振動体が互いに同調し、活動期の長さを一定に保つと考えられるが、その神経基盤は明らかにされていない。本研究では、2つの振動体の同調が減弱したモデルマウスを用い、両者が同調するメカニズムを明らかにし、活動期の長さが決まる仕組みや、日長が認識される仕組みを明らかにする。さらに、概日時計と日長の影響を受けやすい気分障害の接点を明らかにし、気分障害の発症予防や治療につながる知見の獲得を目指す。
StatusActive
Effective start/end date2022/04/012027/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000.00

Keywords

  • 概日時計
  • サーカディアンリズム
  • 視交叉上核
  • 振動体
  • マウス
  • アルギニンバソプレッシン
  • 活動リズム
  • 日長
  • カップリング