魚類の摂食行動を抑制する脳制御機構に関する研究

  • 丸山圭介 (Principal Investigator)

Project Details

Abstract

上記の結果より、本研究は魚類においてNMUとその受容体が存在していることを初めて見出し、分子基盤を明らかにした。さらに、NMUはキンギョの中枢および末梢において、生理作用を有することを示した。特に、哺乳類及び鳥類においてもNMUは摂食抑制作用を有し、その作用はCRHにより仲介されることが報告されている。従って、NMU-CRH系による摂食抑制機序は脊椎動物において保存されていることが、本研究の成果より示唆される。
StatusFinished
Effective start/end date2007/01/012009/12/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,700,000.00

Keywords

  • キンギョ
  • 摂食行動
  • 神経ペプチド
  • ニユーロメジンU
  • 脳室内投与
  • 摂食抑制
  • PCR法
  • 神経内分泌
  • ニューロメジンU