Project Details
Description
秩序無秩序型強誘電体の硫酸グリシン単結晶に、その強誘電軸に垂直な方向へ直流電場を印加し続けると、その強誘電軸方向に発生する自発分極の大きさが減っていく現象を観測した。直流電場による自発分極への影響が、電場や温度により異なることを明らかにし、熱処理や強誘電軸方向の交流電場で自発分極を回復できることを見つけた。また、強誘電ドメイン構造が電場の方向によらずc軸に平行な細かい縞状のパターンへ変わっていくことを明らかにした。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2007/04/01 → 2010/03/31 |