Project Details
Abstract
金アマルガム水銀捕集管の前に石英繊維フィルターを装着することで,粒子状水銀とガス状金属水銀とを簡便に分別捕集可能であり,石英繊維フィルターおよび捕集管をそれぞれ加熱気化原子吸光分析に供することにより,定量可能であることを認めた。得られた粒子状水銀定量値は,精密さの面では若干問題が残ったが,ハイボリュームエアーサンプラーを用いて捕集した場合の定量値とほぼ一致しており,粒子状水銀の簡易定量法として有用であると考えられた。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2005/01/01 → 2006/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,700,000.00
Keywords
- 環境分析
- 多点観測
- 水銀
- 水銀雨
- 金属硫化物
- 吸着
- 加熱気化-原子吸光法
- 降水分析