遺跡における有効な電磁気探査法の開発 -積雪でのモデル実験の併用と遺跡での適用-

  • 泉, 吉紀 (Principal Investigator)

Project Details

Abstract

また,雪氷学分野の研究では,融雪型火山泥流の発生機構について実験を行った.積雪地域にある火山が積雪期に噴火した場合,高温の火山噴出物によって融雪型火山泥流が発生する可能性がある.火山噴出物による融雪やその融雪水の積雪への浸透・流下過程は融雪型火山泥流のハザードマップ等を想定する上でも必要であるが,詳細には把握されていない.今回,地中レーダ探査を用いて,その基礎データを取得するため,熱源を積雪表面に置き,融雪過程を把握する実験を行った.実験結果では積雪内部での,融雪水の浸透域が,高精度で検出できた.今後,土壌への水分の移動について研究を進める予定である,
StatusFinished
Effective start/end date2010/01/012012/12/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,100,000.00

Keywords

  • 遺跡探査
  • 地中レーダ
  • 積雪の構造
  • 融雪泥流
  • 地中レーダー
  • 雪氷の構造