遠赤外・赤外領域での分子線による高分解能分光法の開発

  • MATUSHIMA, Fusakazu (Principal Investigator)
  • 長崎, 宏之 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • 高木, 光司郎 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))

Project Details

Abstract

2.高分解能なスペクトル測定の実現:分子線を用いたスペクトルの高分解能化を,水の同位体H_2^<18>O分子とメタノール分子の遠赤外域のスペクトル線を用いて示すことができた。水のスペクトルの例では,通常の試料セルを用いた場合の線幅が3MHz以上あるのに対し,分子線を用いることにより1/10以下である200kHzの線幅を得ることができた。またメタノールでは近接した2本のスペクトル線を分離して観測できた。
StatusFinished
Effective start/end date1994/01/011994/12/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,100,000.00

Keywords

  • 分子分光学
  • レーザー分光学
  • サブミリ波分光
  • 遠赤外分光
  • 分子線
  • 高分解能分光
  • 水分子
  • 回転スペクトル