近代日本語における名詞の接続形式化に関する研究

Project Details

Outline of Research at the Start

本研究では、日本語の接続形式(「限り」「場合」「以上」など)を対象に、歴史的観点から考察を行うものである。種々の資料を調査して具体的な形式の変遷過程を明らかにすることを目指す。次いで、調査によって明らかとなった事実から変化の方向性を見出し、文法変化の様々な事例と照らし合わせることで、接続形式における変化の特質を解明する。更に、新聞や演説文など近代以降の公的な性格を持つ文章を取り上げ、文法変化と文体的特徴がどのように関係するかについても考察を進める。
StatusActive
Effective start/end date2023/04/012026/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,560,000.00

Keywords

  • 日本語史
  • 近代語
  • 文法史
  • 接続形式
  • 文法化