Project Details
Outline of Research at the Start
ヒトの跳躍動作を解析するために、体肢の骨格筋配列をモデル化した機能別実効筋モデルを用いる。身体運動の解析には、関節トルクを基にした解析が一般的であるが、機能別実効筋を用いた解析と関節トルクを用いた解析では、体肢の末端部で発揮される力の分布が異なり、前者は平行四辺形、後者は6角形であらわされる。この体肢末端での力出力分布の違いによって最大力の大きさや発揮方向に差異が生じる。本研究では、機能別実効筋モデルを用いて跳躍動作の解析を行い、跳躍運動の運動制御について新たな知見を得ようとするものである。跳躍について関節トルク及び機能的実効筋の活動を算出した後、コンピュータシミュレーションを行う。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2022/04/01 → 2025/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,080,000.00
Keywords
- 機能別実効筋
- 二関節筋
- 系先端出力
- シミュレーション
- 関節トルク
- 作業座標系出力分布