Project Details
Description
地球温暖化の影響を顕著に受ける雪氷圏において、積雪アルベドは最も重要な物理量のひとつである。この積雪アルベドを支配する積雪粒径と不純物濃度の衛星リモートセンシング精度向上のため、南極氷床表面におけるサスツルギ(雪面の凹凸)の効果を考慮し、積雪粒径抽出アルゴリズムを改良した。また、地上検証のための全天分光日射計を開発し、積雪物理量の自動検証手法を確立した。その他、南極の表面積雪粒径の時空間変化、札幌における5 冬期間の積雪不純物濃度とアルベドの関係、光学的等価積雪粒径に関する知見が得られた。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2006/01/01 → 2008/01/01 |