薬用ジテルペンの合理的生産プラットホームの構築を目指した多彩な代謝機構の解明

Project Details

Outline of Research at the Start

熱帯性薬用植物スコパリアには、様々な薬理作用のあるジテルペン生合成経路が内包されている。我々の先行研究において、スコパリア植物には同一種でありながら、ジテルペン成分の蓄積だけが異なる「ケモタイプ」が存在することが明らかとなっている。そこで本研究では、この「ケモタイプ」に注目し、遺伝子やゲノム情報を総合的に解析することで、ジテルペンの構造多様性を決定している分子機構を解明する。得られた知見を活用して、最終的には、植物やバクテリアを改変したテルペン類の合理的・人為的生産プラットホームを構築することを目指す。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012028/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00

Keywords

  • ジテルペン代謝
  • ケモタイプ
  • 構造多様性