自律神経障害を介した自己免疫性消化管運動障害の病態解明

Project Details

Outline of Research at the Start

自己免疫性消化管運動障害は種々の自己抗体介在性の難治性消化管疾患で, 胃不全麻痺や慢性偽性腸閉塞症などの一部がこれに含まれる. 本症では自己免疫性自律神経障害の病原性自己抗体である抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体など複数の自己抗体が検出される.今回の研究では本症の症状,検査所見(自律神経機能,消化管検査),自己抗体プロファイル,治療を解析し,その臨床的特徴を把握する.また抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体陽性の本症症例血清IgG移送による動物モデルを作製し,抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体の病原性検証に取り組む.
StatusFinished
Effective start/end date2019/04/012025/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000.00

Keywords

  • 自己免疫性消化管運動障害
  • 自律神経節アセチルコリン受容体抗体
  • 動物モデル
  • 自律神経節アセチルコリン受容体
  • 抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体