腫瘍-神経クロストークに着目した食道癌転移機構の解明

Project Details

Outline of Research at the Start

本研究では、マウス肝転移/抹消血液循環癌細胞(CTC)モデルを用いて、食道癌微小環境における神経由来アセチルコリンおよびアドレナリンと神経成長因子(NGF)/NGF受容体シグナル伝達系の相互作用による転移促進効果とその分子機序を解明する。さらに食道癌切除標本および症例から採取した CTCにおける神経関連分子の発現と臨床病理学的意義を検討する。 本研究によって食道癌における腫瘍-神経クロストークのメカニズムと臨床病理学的意義が明らかとなり、腫瘍生物学に新たな知見を提供するとともに、新規診断・治療開発における標的分子情報を提供できる。
StatusActive
Effective start/end date2024/04/012027/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00

Keywords

  • 食道癌
  • 腫瘍微小環境
  • 神経