現代ロシアの反自由主義的ナショナリズムとソ連期非公式文化の影響関係の解明

Project Details

Outline of Research at the Start

2014年のクリミア半島併合や2022年のウクライナ侵攻において発露した、一見不合理なロシア的世界観を理解するため、極右の政治哲学者ドゥーギン、そしてソ連期に非公式文化内の活動を通じ彼に強い影響を与えたマムレーエフとゴリチェヴァらを研究対象とする。ソ連期から、文字通り違法であった宗教思想や東西の哲学思想を基盤に、ロシアの反自由主義的ナショナリズムを支える言論を構築してきた彼らの思想の内実を探る。
StatusFinished
Effective start/end date2022/04/222025/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,420,000.00

Keywords

  • ロシア
  • 文学
  • ナショナリズム