包接水和物結晶の核生成時においてみられるメモリー効果(いったん結晶ができると再び核生成しやすい)の発現機構の解明のため、構造が似ており常圧で扱うことのできる準包接水和物結晶を用いて、その発現条件を詳しく調べた。Type A, Type Bの二つ種類の結晶について、ともに調和融点濃度での実験よりも、水溶液濃度が低い方がメモリー効果による核生成が発生しやすいことが明らかになった。
Status
Finished
Effective start/end date
2007/01/01 → 2009/12/31
Funding
Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00