Project Details
Abstract
「満洲国」崩壊後、同国統治に関与した中国人高官はソ連に連行され捕虜となった後、人民共和国に送還されて戦犯となった。中ソの国際関係と、中国の国際連合加盟戦略が戦犯管理・裁判に大きく影響したこと、「満洲国」関連戦犯には張作霖・学良両政権の関係者や二世官僚が多く、「満洲国」以前の経緯も、彼らが「満洲国」に関与する契機として看過できないことなどを解明した。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2007/01/01 → 2008/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,820,000.00
Keywords
- 中国史
- 「満洲国」
- 戦犯
- 張作霖
- 溥儀
- 「漢奸」
- 張作霖政権