沖縄<方言札>の社会史:5つの地域を対象としたケーススタディ

Project Details

Outline of Research at the Start

本研究は、沖縄の学校において広く言語矯正のために用いられた「方言札」の実態に関するインタビュー調査を実施する。方言札は文字通り「方言札」と書かれた札であり、沖縄の標準語化の強硬な手段として各地で用いられた。方言札については回想録を用いた歴史的研究の蓄積があるが、インタビューによる体験談の調査はまだ本格的には展開されていない。本研究は、インタビュー調査を実施し、体験者の具体的な声をもとに方言札の戦後史的推移について考察をおこなうものである。
StatusFinished
Effective start/end date2022/04/012025/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,210,000.00

Keywords

  • 方言札
  • 標準語励行
  • 沖縄方言札の戦後史
  • 沖縄の方言札
  • 戦後教育史
  • インタビュー調査