Project Details
Abstract
B.A.の実験の結果、降雨により絶縁破壊が促進される顕著な現象は観察されなかった。そこで、降雨により荷電雲直下の電界がどのような影響を受けるかについて数値解析による検討を行った。即ち,雷雲の直下の電界は降雨前に最大となり、その後降雨に伴って減少することから降雨直前に雷放電を生ずるとする仮説について解析を行った。解析は一次元モデルを用い,一定密度で分布する雲水滴が電荷を保持したまま集まって大きな水滴となり落下するとの仮定で行なった。その結果、水滴の落下により電界が減少していく過程が示された。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 1997/01/01 → 1999/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,900,000.00
Keywords
- 降雨
- 絶縁破壊現象
- 雨滴
- 針対針電極
- 破壊特性
- コロナ
- 雫状水滴
- 非連続媒質
- 絶縁破壊
- 雷放雷