次世代マイクロチップを用いた単一リンパ球機能のハイスループット解析法の開発

  • 村口, 篤 (Principal Investigator)
  • 岸, 裕幸 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • 小澤, 龍彦 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • 北島, 勲 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • SUGIYAMA, Toshito (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))

Project Details

Abstract

【2】ヒト型抗体が認識するHBs抗原エピトープの決定:B型肝炎ウイルス(HBV)の感染には、HBVのエンベロープ蛋白が関与するが、ヒト抗体が認識できる部位(抗原エピトープ)についての詳細な検討はなされていない。今回、リンパ球チップで作成した多くのHBVに対するヒト型モノクローナル抗体を用いて、抗原エピトープの解析を行った。HBs抗原は226のアミノ酸からなり、抗原決定基aはアミノ酸配列はすでに報告されているので、ポリペプチド(約15アミノ酸)を新たに合成し、各々のペプチドに結合し得る抗体(競合実験を含む)を調べることで、HBV中和能との連関を明らかにすることができた。
StatusFinished
Effective start/end date2008/01/012009/12/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥7,600,000.00

Keywords

  • リンパ球チップ
  • 感染症治療
  • B細胞
  • 抗体産生細胞
  • 抗体遺伝子
  • リコンビナント蛋白
  • 抗体療法