Project Details
Abstract
トリチウムガスに曝されても吸着・吸収による汚染が起こり難い材料の探索を目途として、銅基合金材料表面への吸着及び内部への溶解挙動を調べた。表面層にトリチウム高濃度領域が存在したが、内部は表面層に比べ1/1000以下の濃度であり、ステンレス鋼に対する溶解度の約1/300であった。この際の溶解熱は17kJ/molとなり、純Cuに対する報告値の約1/3に低下した。即ち、本合金が有望な候補材になり得る事が知られた。
Status | Finished |
---|---|
Effective start/end date | 2007/01/01 → 2009/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000.00
Keywords
- 高濃度トリチウム
- メモリー効果
- 吸着量
- 溶解度
- 銅基合金
- 核融合炉材料
- トリチウム
- 溶解量
- Cu-Be合金