核内受容体とMRTFによる相乗的記憶改善を狙った脳の新規ニュートラシューティカルズ

Project Details

Outline of Research at the Start

我々は、脳の根幹をなす「脳由来神経栄養因子BDNFが転写因子SRFのコファクターMRTFを調節する」基軸を発見した。一方、MRTFが核内受容体RXRと協調して転写増強をもたらすことが示唆されている。そこで申請者は、「BDNFによるAD改善作用は“MRTF-SRF”経路だけでは不十分であり、“MRTF-RXR”経路も併せて活性化することにより完結する」という仮説を検証する。本研究では、主に遺伝子発現の観点からそのメカニズムを理解し、画期的なAD克服法の基盤構築につなげる。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012028/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000.00

Keywords

  • 遺伝子発現
  • 転写因子
  • SRF
  • MRTF
  • 核内受容体