新規免疫チェックポイント分子PSGL1を標的とした革新的リンパ腫治療開発

  • Takata, Katsuyoshi (Principal Investigator)
  • 飯岡, 英和 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • 遠西, 大輔 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • 高橋, 直人 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • 北舘, 明宏 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))

Project Details

Outline of Research at the Start

悪性リンパ腫は造血器腫瘍の中で最も頻度の高い悪性腫瘍であり、高齢化に伴い本邦においても頻度の増加がみられる。近年の分子標的薬による治療法の開発により患者の予後は改善しつつある。しかしながら現行の治療薬を用いても根治不可能な患者がリンパ腫各亜型において一定割合存在し、再発・再燃から致死的な経過をたどっている。宿主免疫細胞の活性低下や腫瘍細胞における動員数の低下が難治性の要因の一つとして重要と考えられている。本研究ではPSGL1をはじめとしてリンパ腫組織における網羅的解析を通じて宿主免疫細胞との関わりを解析し、難治性リンパ腫の新しい治療法の開発につなげることを目的としている。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012028/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,850,000.00

Keywords

  • 難治性リンパ腫