Project Details
Outline of Research at the Start
PPPDはめまい感を主訴とする慢性めまい疾患である。PPPDの診断は問診による自覚症状により行われており、他覚的な検査法はない。PPPDの治療は認知行動療法(CBT)、薬物療法、前庭リハビリテーションが3本柱であるが、確立した介入プログラムは整備されていない。そこで本研究では、CBTの手技の1つである内部感覚エクスポージャー(IE)として、PPPDのめまいの増悪に関連する歩行時の視覚刺激を活用し、その治療効果を非侵襲的な脳機能画像検査である近赤外線分光法(NIRS)により判定することで、効率的なCBTの確立と他覚的治療効果判定を行う。本研究課題により、PPPD診療が向上することが期待される。
Status | Active |
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Effective start/end date | 2025/04/01 → 2028/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000.00
Keywords
- 内部感覚エクスポージャー
- 持続性知覚性姿勢誘発めまい
- 近赤外線分光法