扁桃体特異的遺伝子操作マウスの作成と解析

  • 森, 晶寿 (Principal Investigator)

Project Details

Abstract

一方、扁桃体の特定神経核でNMDA受容体の機能を阻害するために、脳内で高発現するCAGプロモーター下に、Creの認識配列(loxP)ではさまれたDsRedMST遺伝子と、その下流にチャネル構成M2領域内に点変異を導入したドミナントネガティブ型NMDA受容体サブユニットGluRζ1-N598RとEGFPとの融合遺伝子を接続したベクターを構築し、トランスジェニックマウスを作成しファウンダー候補となる8系統の解析を進めた。このうち1系統で、Cre活性依存的にトランスジーンが発現することを確認した。今後、この系統における誘導型ドミナントネガティブNMDA受容体発現様式の解析を進める。
StatusFinished
Effective start/end date2006/01/012007/12/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥8,600,000.00

Keywords

  • 扁桃体
  • NMDA受容体
  • 情動
  • 遺伝子ノックアウトマウス
  • 遺伝子操作マウス
  • BAC
  • Cre