Project Details
Outline of Research at the Start
外側手綱核(Lateral habenula: LHb)は,幼少期にストレス感受性が高く,この時期にストレスを受けたマウスでは,成長後,LHbにおいてParvalbumin(PV)陽性神経細胞数が少なく,ストレス刺激後に活動した神経細胞数が多く,不安・うつ様行動を呈する.幼少期のストレスによるLHbの特定の細胞の変化が,行動の変容に関与すると考えられ,不安とうつが発症する脳内機序のひとつであると示唆されるが,それらの因果関係は明らかでない.本研究では,ストレスによって改変を受けるLHbのPV陽性神経細胞およびストレス刺激に反応する細胞(Zif268/Egr1陽性細胞)の役割を明らかにする.
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2022/04/01 → 2025/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000.00
Keywords
- 外側手綱核
- Parvalbumin
- パルブアルブミン陽性神経細胞
- グルタミン酸作動性神経細胞
- GABA作動性神経細胞
- パルブアルブミン
- 幼少期ストレス
- 不安
- うつ