幹細胞性および細胞遊走における非定型的活性型EphA2の役割

Project Details

Outline of Research at the Start

受容体型チロシンキナーゼEphA2は正常細胞において、チロシン残基を介して活性化することで細胞間接着を強固にする役割がある。これに対し、申請者らが明らかにしてきた非定型なSer-897リン酸化はがん細胞において特異的に誘導され、がん細胞の運動を亢進させ、がん転移を誘発する。この非定型的なリン酸化の機能や制御機構についてはまだ未解明な点が多い。本研究では、幹細胞性および細胞遊走における非定型的活性型EphA2の役割を明らかにし、新たな分子標的治療薬の開発に向けて重要な情報を提供する。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012028/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00

Keywords

  • EphA2
  • 幹細胞性
  • 細胞遊走