Project Details
Outline of Research at the Start
これまでに申請者は、多孔性フィルター上に単層培養したLLC-PK1細胞の尿細管腔側に添加したキニジンの細胞への取り込みは、血管膜側に添加したそれに比べて顕著に大きいことを確認した。このため、本研究では「腎上皮細胞の尿細管管腔側膜に大量に存在する物質が、プロトン/脂溶性カチオン対向輸送系の主要な分子実態である」との仮説検証を行う。リポソームおよびラットを用いた実験系により、腎上皮細胞の尿細管管腔側膜における特異的取り組みに寄与する分子実態解明と生理学的意義の解明を図る。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2022/04/01 → 2025/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000.00
Keywords
- 脂溶性カチオン
- キニジン
- ジフェンヒドラミン
- ピリラミン
- 尿細管分泌
- ビソプロロール
- プロトン/脂溶性カチオン対向輸送系
- 腎尿細管