Project Details
Abstract
大気海洋結合モデルならびに衛星リモートセンシングデータ等の観測データを併用して、夏季モンスーンのオンセット変動機構の重要な鍵となる大気海洋相互作用及び大気陸面相互作用のプロセスを調査した。標高改変実験からは亜熱帯前線帯の維持のメカニズム、植生改変実験からは降水量の集中化と大気海洋相互作用の重要性が新たに見出された。また、オンセット現象と雷活動との相互関係、夏季東アジモンスーン降雨帯の強化をもたらす台風の遠隔強制やモンスーン間のテレコネクションのプロセスも明らかになった。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2006/01/01 → 2008/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,550,000.00
Keywords
- モンスーン
- エルニーニョ
- 大気陸面相互作用
- 大気海洋相互作用
- オンセット
- オホーツク海高気圧
- 遠隔伝播
- 台風
- 大気海洋結合モデル
- 植生改変
- 標高改変