Project Details
Outline of Research at the Start
移住選択には移住先の地域の利便性や消費財の多様性など、さまざまな不確実性が存在し、消費者はその地域に実際に移住し生活することで地域特性についての知識を獲得する。本研究は、このような移住による動学的な知識の獲得を取り入れた空間経済学モデルを構築し、地域特性に関する知識の獲得と蓄積が地域間の移住選択と人口分布に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。このように知識の将来の意思決定への影響を考慮することで、将来の意思決定を重視する若年層と現在の意思決定を重視する高齢層の移住選択の違いを説明し、日本の地方都市における若年層の流出などについて政策的含意を得ることが期待できる。
Status | Active |
---|---|
Effective start/end date | 2024/07/31 → 2026/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,430,000.00
Keywords
- 移住選択
- 空間経済学
- 情報