Project Details
Outline of Research at the Start
本研究では、極小規模噴火の噴出物が堆積しやすい噴火発生場近傍の湖沼堆積物に着目し、湖沼堆積物から各種物質科学的手法で検出された噴火堆積物の年代を決定し、活火山の真の噴火履歴を明らかにする。具体的には、最近1万年間に水蒸気噴火を繰り返してきた弥陀ヶ原火山の湖沼堆積物から噴火堆積物を検出し、一部の年縞をもつ湖沼堆積物では1年単位の時間分解能で噴火履歴を明らかにする。本研究を通し、弥陀ヶ原火山での次期噴火に向けた防災対策をより現実的なものとするための基礎データを取得し、併せて真の噴火履歴解明のための調査法・分析法を確立する。
Status | Active |
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Effective start/end date | 2023/04/01 → 2026/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00
Keywords
- 湖沼堆積物
- テフラ
- 水蒸気噴火
- 地獄谷
- 弥陀ヶ原火山
- 噴火史
- 放射性炭素年代