Project Details
Outline of Research at the Start
ステンレス鋼は、医療用材料として体内埋入部材から手術器具まで幅広く使用されている材料である。しかし、生体内を含む塩化物イオン存在環境下で局部腐食を生じることが課題となっている。生体内での局部腐食の発生は、デバイスの劣化だけでなく、金属アレルギーの原因となる。本研究では、腐食因子の形成を抑制するレーザ熱加工と腐食因子を除去する電気化学的処理の組み合わせによって、ステンレス鋼の新たな高耐食性化技術の開発を試みる。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2023/03/08 → 2024/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,300,000.00
Keywords
- ステンレス鋼
- 局部腐食
- 表面処理
- 腐食
- 電気化学
- レーザ