副互変異性構造に起因する生物活性発現と創薬化学への新展開

  • 竹内, 義雄 (Principal Investigator)
  • 藤原, 朋也 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))

Project Details

Abstract

3.チロシンのジエノン型副互変異性体の含フッ素等価体として,チロシンのフェノール構造を5-フルオロバルビツール酸構造に置き換えた化合物を合成容易な候補として設計し,検討を行った.セリンまたはピログルタミン酸から数工程で3-位にマロン酸エステル部を持つアラニン誘導体とし,これに2-アリールプロピオン酸の含フッ素等価体合成に有効であったFClO_3を用いるフッ素化反応を施すことにより,対応するフッ素化体を得た.現在,尿素との縮合による目的物の合成を検討している.
StatusFinished
Effective start/end date2004/01/012005/12/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,800,000.00

Keywords

  • 副互変異性
  • フッ素
  • 安定型等価体
  • トリプタン系片頭痛治療薬
  • インドレニン
  • ピロロ[2,3-bインドール]
  • ジエノン
  • バルビツール酸
  • トリプトファン
  • チロシン
  • Selectfluor