Project Details
Abstract
アンドロゲン受容体を常に発現しているヒト前立腺癌細胞株LNCaPにおいてDHT存在、非存在下でmRNAレベルで発現に差のみられたCXCR4受容体をそのリガンドであるケモカインCXCL12で刺激してみた。しかし細胞のfunctionを評価するべく施行した細胞増殖および細胞遊走能の検討ではDHT刺激群、非刺激群の両群ともCXCL12刺激によるfunctionの差を認めなかった。LNCaPの機能に与える影響としてDHTのほうがCXCL12に比べ強すぎる可能性が考えられたが刺激濃度や接触時間の変更を行うなど今後より詳細な検討が必要ではないかと考えられた。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2004/01/01 → 2005/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,200,000.00
Keywords
- 前立腺癌
- ケモカイン受容体
- ケモカイン