Project Details
Outline of Research at the Start
加齢による前庭機能低下も空間認知を中心とした認知機能低下を引き起こす可能性が考えられるが、ヒトでの報告は少ない。一方、慢性めまいに対してリハビリテーションを行うと、めまい症状だけでなく認知機能も改善するとの報告があり、加齢による平衡障害に対する介入が認知機能を維持あるいは改善できる可能性が考えられる。本研究では、①前庭機能、認知機能を年齢別に評価し、加齢が前庭機能および認知機能に与える影響について明らかにすし、②めまい患者において前庭機能と認知機能が相関するかどうか検討する。さらに、③加齢性前庭障害患者に前庭リハビリテーションを行い、めまい症状および認知機能が改善するか前向き研究を行う。
Status | Active |
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Effective start/end date | 2022/04/01 → 2026/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000.00
Keywords
- 前庭機能
- 認知機能
- 加齢
- 空間認知