Project Details
Abstract
明治期から戦前期までの近代期のわが国における公権力が, どのように国土空間を認識していたのかという問題について, 研究代表者・分担者が各々の視角・アプローチから考察した。「公権力」の範疇には, 大久保利通や黒田清隆のような公権力者個人, 帝国議会や官僚集団のような権力的集合体, 地方権力者等, 多様なものが含まれる。それぞれが国土空間の各場所をいかに把捉し, 現実の政策にいかに関与したかが, 各時代に関して解明された。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2005/01/01 → 2008/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥13,120,000.00
Keywords
- 公権力
- 空間認識
- 近代日本
- 歴史地理学
- 国土形成
- 地域形成
- 空間組織
- 開発
- 国際比較
- 場所