位相や回転などの多様性をもつ複素人工免疫システムに関する研究

Project Details

Outline of Research at the Start

申請者は1997年に生体の免疫応答システムに基づく人工免疫システム(Artificial Immune System, AIS)を提案した。本研究は、これまでの抗体独特性の調節ネット、クローン選択計算モデル、ネガティブ選択アルゴリズムといった人工免疫システムで処理できなかった位相や回転と振幅増幅・減衰などをもつ電磁波や光波などの波動信号に対し、複素免疫計算モデルを提案し、多様性をもつ複素免疫共進化システムを構築する。これにより、人工免疫システムの応用範囲は格段に広がるだけではなく、生体の免疫システムの動作原理の理解・解明につながることも大いに期待できる。
StatusActive
Effective start/end date2023/04/012026/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00

Keywords

  • 人工免疫システム
  • 複素免疫計算モデル
  • 複素免疫ART(適応共鳴理論)ネットワーク
  • 複素進化アルゴリズム
  • 複素データ構造
  • 計算モデルの適応性
  • 共進化計算メカニズム