Project Details
Abstract
以上の研究から、体液変動やホルモンにより活性化する領域を同定し、両生類の吸水行動の制御中枢である可能性を示した。これにより非哺乳類における水分摂取行動の制御機構の一端を明らかにしたため、脊椎動物に共通して存在する水分摂取行動の制御機構を解明する上での重要な知見となりうる。またTRPVは、非哺乳類では機能的解析が進んでおらず不明な点が数多く残されているため、本研究成果は脊椎動物のTRPVの生理学的意義を解明する足がかりとなると考えられる。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 2009/01/01 → 2011/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,100,000.00
Keywords
- 両生類
- 水・電解質調節ホルモン
- 水分摂取行動
- 膜受容体タンパク質
- 浸透圧受容器
- 水・電解質代謝関連ホルモン
- 膜受容体蛋白質