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Outline of Research at the Start
生得的行動の制御は、動物が生存する上で極めて重要であり、主に脳ペプチドによって調節される。しかしながら、申請者はキンギョにおいて体色暗化作用を有する下垂体中葉ホルモンのα-黒色素胞刺激ホルモンが脳にも作用し、摂食行動を抑制し、更には不安行動を引き起こす可能性があることを見出した。魚類では下垂体中葉より分泌されたα-黒色素胞刺激ホルモンが体色を暗化させて目立ちにくくさせるとともに、一部は脳に到達して摂食行動を抑制し不安行動を惹起して、外敵より逃避しやすくしているのではないかと考え、これを証明することを目的とする。
Status | Active |
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Effective start/end date | 2025/04/01 → 2028/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000.00
Keywords
- α-MSH
- キンギョ
- 中枢作用
- 摂食行動
- 情動行動