Project Details
Outline of Research at the Start
申請者らはマウスヒトiPS細胞から誘導された樹状細胞(iPS-DC)が骨髄DCsと同等の腫瘍関連抗原(TAA)特異的抗腫瘍効果を有することを報告しTAA遺伝子導入iPS-DCがんワクチン療法という新たな治療戦略を立てた.より強力に細胞傷害性Tリンパ球(CTL)を誘導するため,プロテアソームによる抗原のプロセッシングに着目した.ネオアンチゲン遺伝子とUb遺伝子の融合遺伝子を構築し,この融合遺伝子を最も高い遺伝子導入効果を示す遺伝子治療用アデノウイルスベクターを用いてiPS-DCに導入することで,より強力な細胞傷害活性を有するネオアンチゲン特異的CTLを誘導することを目的とする.
Status | Active |
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Effective start/end date | 2025/04/01 → 2029/03/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000.00
Keywords
- がんワクチン療法
- ユビキチン
- iPS-DC