Project Details
Abstract
ITERの工学設計によると,Be/CuまたはW/Cuがダイバータの有力候補になっている。Be/Cuオプションの場合,ダイバータでのトリチウムの透過とインベントリ-は,それぞれ0.81mg/sと6.0kgであった。また,プラズマ側での水素の再結合係数をBe表面のデータの10^<-5>〜10^<10>の倍率で変化させてトリチウムの透過及びインベントリ-の変化を検討した。さらに,エロ-ジョンの影響も調べた。エロ-ジョンの進行とともにトリチウム透過は増加するが,インベントリ-は減少する。一方,W/Cuオプションの場合では,ダイバータでのトリチウムの透過とインベントリ-は,それぞれ00071mg/sと6.7gであった。また,エロ-ジョンの進行とともにトリチウム透過は増加するが,インベントリ-ははじめは徐々に減少しながら後で急に増加する。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 1996/01/01 → 1996/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,200,000.00
Keywords
- トリチウム
- 透過
- プラズマ対向材料