フォンタン術後のタンパク漏出性胃腸症の早期発見と治療に向けた基盤の構築

Project Details

Outline of Research at the Start

フォンタン手術後の特徴である高い中心静脈圧とタンパク漏出性胃腸症発症との相関が報告され、リンパ管異常と炎症の関与が示唆されている。フォンタン術後患者ではAngiopoietin2(Ang2)が上昇していることから、タンパク漏出性胃腸症発症の重要分子であると仮定し、本研究では、この検証のため、血管内皮微小粒子の測定とmicroRNAを用いた機能解析による静脈内皮細胞障害の存在、Ang2を含めた血管増生因子およびリンパ管増生因子との関連、炎症性サイトカイン測定とリンパ球サブセット解析による炎症/免疫系との関連を明らかにする。
StatusFinished
Effective start/end date2022/04/012025/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000.00

Keywords

  • フォンタン
  • Angiopoietin2
  • VEGF
  • フォンタン手術
  • Angiopoietin 2
  • 血管内皮微小粒子
  • angiopoietin 2
  • 先天性心疾患