ストーキング被害者の援助要請行動を促進/阻害する要因の検討

Project Details

Outline of Research at the Start

昨今ではストーキング被害が深刻な社会問題となっており,特に元交際相手からのストーキング被害事案では,暴力などの深刻な被害に発展しやすいことが指摘されている。被害の深刻化を防止するためには,警察等の司法行政機関への通報や相談といった援助要請行動が重要であるが,被害者は相談することを躊躇したり,警察の積極的な介入を拒んだりするケースも多く,被害者の心境の複雑さがうかがえる。そこで,本研究では,まず被害者が援助要請を行う(または行わない)理由から,援助要請の促進/阻害要因を抽出することを目指す。次に,これらの促進/阻害要因が警察等への援助要請行動に与える影響を統計的に検証する。
StatusActive
Effective start/end date2024/04/012026/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,510,000.00

Keywords

  • ストーキング
  • 被害者
  • 援助要請