サルコペニアや生活不活発病による認知症発症を予防する抗ヘモペキシン戦略

Project Details

Outline of Research at the Start

近年社会問題になっているサルコペニアや生活不活発病では筋萎縮が進展する。骨格筋萎縮と認知症の相関性が示唆されているが、なぜ認知機能が低下するのかは明らかではない。本研究は、骨格筋が萎縮することで認知症誘発分子が骨格筋で増加・分泌し、それが脳に移行して認知症が発症するという仮説をたて、骨格筋にアプローチして認知症を予防する戦略確立を目的とし3ミッションを遂行する;(1)Hemopexin を分泌させないことで認知機能障害を予防する。(2)脳に移行したHemopexin のシグナルを抑えることで認知機能障害を予防する。(3)骨格筋中のHemopexinを分泌させない薬物を探索し臨床研究まで実施する。
StatusActive
Effective start/end date2023/06/302026/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥6,370,000.00

Keywords

  • サルコペニア
  • Hemopexin
  • 骨格筋萎縮
  • 記憶障害
  • 骨格筋
  • 生活不活発病
  • ヘモペキシン
  • 認知症