Provenance Analysis of Detrital Sediments Using k-feldspar Pb Isotope Ratios: A New Approach to the Totten Glacier

Project Details

Outline of Research at the Start

本研究では,トッテン氷河末端部で採取された海底堆積物中のカリ長石の鉛同位体比を分析し,トッテン氷河周辺の基盤岩のカリ長石鉛同位体比と比較することで,トッテン氷河の内陸部に分布する基盤岩のカリ長石の鉛同位体比を特定する。これによって,トッテン氷河が融解し,接地線が大きく後退した際に沖合に排出される砕屑物の同位体的特徴を明らかにする。この結果に基づいて,沖合で採取された堆積物試料の解析を行い,過去の温暖期にトッテン氷河が内陸まで後退する融解を経験していたかどうかを検証する。
StatusActive
Effective start/end date2025/04/012027/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥7,800,000.00

Keywords

  • カリ長石
  • 鉛同位体比
  • 南極氷床
  • 東南極
  • 氷床融解