オルガネラ改変に基づく加齢卵子の”質”改善法の開発

  • 小池, 誠一 (Principal Investigator)
  • 大嶋, 佑介 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))
  • 石垣, 美歌 (Co-Investigator(Kenkyū-buntansha))

Project Details

Outline of Research at the Start

出産を望む女性の年齢が上昇し続けている現在、不妊症に苦しむカップルが増えている。加齢に伴う卵子の「質低下」は不妊症の大きな原因の一つであり、その質的変化の「本質」の理解と、それに基づいた正しい医学的対処法の確立は急務である。しかし、加齢に伴う質低下が生物学的に何を意味するのかは良く分かっていない。申請者らはこれまでに加齢に伴っていくつかの細胞内オルガネラ機能が低下していることを見いだした。そこで本研究では、加齢によって低下する卵子の「質」の意味をオルガネラ機能変化の視点から分子レベルで明らかにするとともに、フレッシュなオルガネラの移植によって、「卵子の若返り」を目指す。
StatusFinished
Effective start/end date2022/06/302025/03/31

Funding

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥6,500,000.00

Keywords

  • ラマン分光法
  • 卵子
  • 老化
  • ミトコンドリア
  • 加齢
  • オルガネラ